SAでガソリンを入れようとしたら、1リットル当たり「200円」超え!一般道路より高いのはなぜ?
高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドは、一般道路と比較して、ガソリン料金が高い傾向にあります。車種にもよりますが、高速道路と一般道路では、1回の給油で1000円以上の差が出ることもあります。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた! 今回は、高速道路のガソリン販売価格と、一般的な平均価格を比較してみました。高速道路を利用する際の、ガソリン代を節約する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
高速道路のガソリン販売価格を一般的な平均価格と比較
高速道路のガソリン販売価格は、一般道路と比較して、高いといわれています。レギュラーガソリン1リットル当たりの価格を調べてみたところ、以下の通りです。 ●東日本エリア 181~198円(2024年1月7日時点) ●中日本エリア 189~198円(2024年1月6日から12日時点) ●西日本エリア 189~204円(2024年1月13日時点) 経済産業省資源エネルギー庁の「給油所小売価格調査」によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国の平均価格は176円(2024年1月9日時点)です。高速道路で給油する場合、1リットル当たり5~28円ほど高くなることが分かります。1回の給油で50リットルのタンクを満タンにすると、高速道路では250~1400円も高くなるのです。 高速道路のガソリン販売価格が高い理由として、基本的に24時間営業であるため、人件費・光熱費がかかることが挙げられます。また、洗車や車検など、ガソリンの販売以外に取り扱っているサービスの内容が少ないために収入源が少ないことから、ガソリン価格を高く設定していると考えられます。
高速道路を利用する際にガソリン代を節約する方法
高速道路での給油は、一般道路と比較して、250~1400円ほど高くなる場合があります。走行距離が長くなると、給油回数が増えるため、ガソリン代が負担になることも考えられます。 高速道路を利用する際に、ガソリン代を節約する方法は、以下の2点です。 ■出発前に給油ポイントを計画しておく 高速道路に入る前にガソリンスタンドに寄り、満タンにしておくとよいでしょう。高速道路の各サービスエリア・パーキングエリアのガソリン販売価格は公表されているため、場所と価格を確認して、給油ポイントを決めておくことも大切です。 高速道路走行中のガス欠は事故にもつながるため、危険ですから、自身の車の燃費性能と距離を計算して、ガソリン残量に余裕を持たせた計画を立てておくと安心です。 ■エコドライブを心がける 無駄な加速・減速が増えると、郊外では6%ほど燃費が悪化するといわれています。車間距離にゆとりを持たせて、一定の速度で走るようにしましょう。 減速時や坂道を下るときに、早めにアクセルから足を離してエンジンブレーキを活用することも、エコドライブにつながります。タイヤの空気圧が不足していると、郊外で4%ほど燃費が悪化する点にも注意が必要です。