スプラッシュ・マウンテンがリニューアル!米ディズニーが新アトラクションを今夏オープン
ディズニーパークのSNSには、新アトラクションのオープンを心待ちにしているゲストの姿も。
1989年にアメリカではじめてオープンしたスプラッシュ・マウンテンは、東京ディズニーランドにも設けられている人気アトラクション。しかしそのモチーフとなっている映画『南部の唄』は、南北戦争後のアメリカ南部社会の描写に問題があり、人種差別的なステレオタイプを描いているとして、批判されてきたという背景があります。 まるで奴隷制度を美化するような映画の組み立てや、誇張された方言の使用があったことなどに、1946年の公開当初からNAACP(全米有色人種地位向上協議会)を含む批評家たちは抗議していました。 1986年以降はディズニー側の自粛によって、同映画は再公開されていません。 さらに<PEOPLE>によると、ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOを務める ボブ・アイガー氏は2020年、「今の時代にふさわしくない」として、Disney+でも配信することはないと株主総会で語ったといいます(それも、時代背景について注釈をつける形での配信予定もないと語ったそう)。 「ディズニーランドは年齢や人種に関わらず、どんなバックグランドがある人にとっても“ホーム”のような存在であってほしい」という想いで、2020年にはスプラッシュ・マウンテンのテーマ変更を求め、オンラインサイトでの署名活動がはじまりました。 その後ディズニーは、新アトラクションについて公表。刷新を発表したときには、署名が起こる前から協議を重ねていたと述べたと<PEOPLE>は報じています。