日本女子オープンゴルフ選手権　最終日

◆国内女子プロゴルフ メジャー第3戦 日本女子オープンゴルフ選手権　9月26～29日　大利根カントリークラブ西コース（茨城県）　6845ヤード・パー72 【動画】え!? 小祝さくらが竹田麗央を海に突き落とし… “仲よしコンビ”が沖縄の海で見せた衝撃映像に反響続々

　各地区予選を突破した選手を含む120人（アマチュア38人）が出場したメジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権」は竹田麗央が優勝した。

優勝した竹田麗央　写真：Getty Images

　竹田は今季6勝を挙げ、年間レースのメルセデス・ランキングでトップを走っている。その強さを見せつけて9月「ソニー日本女子プロ選手権」からのメジャー2冠を達成した。 　同一年の「日本女子プロ選手権」と「日本女子オープン制覇」は樋口久子、畑岡奈紗に次ぐ史上3人目の快挙となるが「あまり実感はないですけど、優勝できるとは思っていなかったので、びっくりしました。一番大きな大会なので優勝できてすごくうれしい」と喜びを表現した。 　最終日は通算8アンダーで並ぶ山下美夢有とともに最終組からスタートした。3番で185ヤードの2打目を5Iで30センチにつけてバーディーを先行。8番でも残り125ヤードの2打目をPWで30センチにつけた。 　9番パー5で3打目をバンカーに入れると“目玉”となりピンチを迎えた。4打目は出すだけで精一杯。このホールでこの日初めてボギーを喫した。 　13番パー5でラフからの3打目を寄せてこの日3つ目のバーディー。18番でウイニングパットを沈めたときの心境を「4日間終わったなと思いました」と振り返った。 「昨日の5アンダーがすごく自分の中でいいラウンドで、（最終日）最終組にも入ったのが大きかった」と勝因を分析した。 　プロ野球・巨人のファンとして知られる竹田。前日はその巨人が4年ぶりの48度目のリーグ制覇を果たし、竹田もテレビでしっかり観戦した。「選手や監督が泣いていたので、もらい泣きしそうでした。応援しているチームが優勝するとうれしいですし、自分も頑張ろうという気持ちになります」と、竹田の背中を押したことを明かした。 　また、この日竹田は、「複数年シードが獲れたので今年行ってもいいのかなと思っている」と来季米ツアー出場権を懸けた最終予選会に挑戦する可能性を明かした。世界ランク30位につける竹田は12月に行われる最終予選会からの出場が可能。 「まだはっきりとは決まっていないですが、締め切り（10月8日）ぎりぎりまで考えます」と話した。これまで竹田は将来的な米ツアーへの意欲は口にしていたが、同一年度のメジャー2勝目で5年シードを獲得し、気持ちが動いた模様だ。 　今季の国内ツアーで圧倒的な強さを見せる竹田が、今後どのような決断を下すのか注目が集まる。