南海トラフ地震が発生したら・・・専門家が被害想定のシミュレーション方法を確認
RKB毎日放送
福岡県で21日、防災会議が開かれ、南海トラフ地震の被害想定をシミュレーションする際の方法などについて確認しました。 【写真を見る】南海トラフ地震が発生したら・・・専門家が被害想定のシミュレーション方法を確認 21日午前、福岡県庁で開かれた防災会議には、地震工学や地質学を専門とする大学教授など、10人あまりが参加しました。 福岡県・防災危機管理局 成松宏 局長「宮崎県日向灘での地震など、非常に大きな地震が頻発しているところでございます」 福岡県は今、南海トラフのほか、主要活断層に追加された「福智山」と「宇美」、「日向峠ー小笠木峠(おかさぎとうげ)」の3つの断層帯、それに海域の活断層で、地震が発生した際の被害想定などを調査しています。 会議ではコンピューターでシミュレーションを行う際の方法やどのデータを採用するかなどを確認しました。 福岡県は今年度中に調査結果をとりまとめ、県内の自治体の地域防災計画に反映させる方針です。
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