Aぇ! group 小島健、大倉忠義にも認められたプロデュース能力の高さ 後輩と共に作り上げる舞台
Aぇ! groupの小島健が作・演出を務め、関西ジュニアのAmBitiousとBoys beが出演する舞台『おいでよ!ミナミ笑店街』が大阪松竹座にて2月27日から上演をスタートする。3月31日までの全40公演という長丁場の舞台だ。デビュー前でありながらプロデュース業にも携わる小島。本稿では彼のプロデュース力を深堀りしていきたい。 【画像】黒スーツ姿のAぇ! group 今まで小島がプロデュースに携わった作品といえば、2022年の1月から3月にかけて東京グローブ座、サンケイホールブリーゼにて上演された『THE BEGINNING~笑劇~』が挙げられるだろう。これは企画・プロデュースをSUPER EIGHT・大倉忠義が務め、作・構成・演出は小島を含む出演者自らが行うというものだった。この舞台に出演したAぇ! group・佐野晶哉、Lil かんさい・嶋﨑斗亜、當間琉巧、AmBitious・岡佑吏は“小島組”と呼ばれ、小島とともに舞台を作り上げていった。プロデューサーの大倉が小島に掛けた「こじけん、なんかしたいことある?」の一声から生まれたというこの舞台。大倉は舞台の上演が発表された日に自身の公式Xで打ち合わせ中の小島と佐野の写真を投稿し、「この2人凄いんだよなぁ、ゼロから物を生み出せる人はクリエイターだと思います。」と称賛の言葉を添えた。多数のライブや舞台を生み出してきた先輩からもプロデュース力を認められていることが分かる。 また小島は舞台作品のみならず、グループの楽曲の作詞に携わることもある。Aぇ! groupのオリジナル曲「神様のバカヤロー」「ボクブルース」は彼が作詞した曲であり、絶望や葛藤の中で小さな光を手繰り寄せたり信念を貫いたりするような切実な思いが書かれた曲だ。特に「ボクブルース」には〈Aぇ! groupの心を〉と書いて「僕たちの声を」と読むといった遊び心も詰まっており、真面目で誠実でありながらいつもその時々を楽しもうとする小島らしい言葉が並んでいる。
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