和田アキ子

　歌手の和田アキ子（74）が6日、TBS「アッコにおまかせ！」（日曜前11・45～）に生出演。失職して出直し選挙に挑む兵庫県の斎藤元彦前知事（46）について言及した。 【写真あり】斎藤元彦氏から“着信拒否”されたという著名人 　番組では、斎藤元知事の出直し選挙へ向けての駅までの街頭活動、ネットの生配信で現在の心境を告白したことなどを紹介した。 　和田はそもそも議会が全会一致不信任案を可決していることもあり、「普通の会社のトップが変わるというのとまた違う。全員が反対意見を出した時に、何か政策を立てようという時に、誰が動いてくれるのか。誰かがいてできるわけですよね」と首をひねった。 　斎藤前知事の「どうしても県政をやりたい」という思いは感じるとし、「ある意味、自信おありですよね。いろいろ改革はしてらっしゃるから。（さまざまな疑問は）国民全部は思っていることだから、兵庫県に限らず」とした。 　ネット配信での“おねだり知事”への質問に、「おねだり好きではない？」との質問に、斎藤前知事は「全然全然です。そんな…」と回答。これに、和田は「なんか軽いね、力が抜けるね」とあきれ顔。また「カニを職員の分まで持って帰った件、そのカニは本当はどなたに渡したんですか？」との視聴者からの質問に斎藤前知事は「まあ、あの、私が食べましたね」と答えると、和田は「コントやんか、え？」と目をしかめた。 　また、斎藤前知事は「3年間、やってきた政策・事業は間違っていない」を語り、「未来を担う若者に少子化の時代だからこそ、予算を振り向けていきたという多いでやってきたところだったので、やり遂げていきたい。さらにもっとやっていきたい。やめるということは自分の中ではなかった」と言う場面も。 　これに、和田は「なんでこんなにしっかりした考えを持ってやってらっしゃったのに、こういうことが表に出たというか。全然違う人みたいな感じですけど。いや、わからん」と驚くばかり。「ここまで1人で駅前に立たれてごあいさつして、本当にもうすっかり反省してらして、（前に）向かっていられると思うんだけど、それを受け止められるかなっていうのが議会の皆さんのような気がしますけど…余計なお世話ですけど」と話した。