【川崎が喫したC大阪戦敗戦の生かし方。“進むべき道”と“揃える目”(1)】小林悠が勝利を求めて説く“2つのキーワード”……町田戦との2つの敗戦の共通点も明かす
「自分が入るときは負けている状況なので、どうしても相手の陣地の方にロングボールが多くなってしまう場面が……」 ■【画像】小林の呼びかけで16日に行われた、「川崎6選手の食事会」■ セレッソ大阪との試合のもどかしさを、ヨドコウ桜スタジアムでのミックスゾーンでこう口にしたのは小林悠だ。今季好調のC大阪とぶつかったアウェイゲームの後半28分から途中出場。1点を追う川崎フロンターレの最前線に、背番号11が送り込まれた。 同18分の遠野大弥が入っており、それに続く2回目の交代で、ゼ・ヒカルド、そして山田新と3枚同時に入っている。中盤の底から攻撃的に行くために、そして、フレッシュなFW2人を送り込んだこの交代に、“得点を奪うため”という明確なメッセージが含まれていたことは説明するまでもない。 しかし、チームは山田の強さを頼りにボールを前線に送り込む戦い方を選ぶことが多くなった。 「負けてるんで仕方ないんですけど、そういう展開が多い」と振り返った小林は、「本当はうまく間に入りながらみんなで運んでいければいいんですけど、やっぱり負けてる中で、新とか体の強い選手にロングボールというのが一番可能性があると思うので、みんなそういうサッカーにしてると思うんですけど。状況に合わせてみんなプレーして、みんなそれぞれ頑張ってるんですけど、なかなか繋がってこない」とも悔やむ。 ロングボールが多くなれば、受ける側の打つ手も明確になる。小菊昭雄監督が試合終了間際にDFジャスティン・ハブナーを投入して、最終ラインの人数と高さを補強している。177cmの小林悠と175cmの山田新はゴールネットを揺らすことを封じられてしまった。
■口にした「2つのキーワード」
この言葉の前に、小林はある2つのキーワードを口にしている。「自信」と「イメージ」だ。圧倒的な強さを示していた20年以降、いや、本来はそれ以前から重要視しているものでもある。この2つの言葉だけではやや抽象的に聞こえるかもしれないが、このチームでは大きな意味を持つ。 自信の有無がもたらす影響を、小林はこう説明する。 「勝ててないからか、ちょっと自信がないプレーが多いと思いますし、内容のままの結果が出ちゃってるっていうか……。内容が悪くても結果が何とかできればまた変わってくると思うんですけど」 自信を導くための勝利とゴールが求められるが、そこに至るイメージにも齟齬がある。 「イメージが合ってないなら、違う攻め方をしなきゃいけないと思うし、繋ぐことが、今、何て言うんですかねいいのかっていうのがだんだん、今、みんな多分そのそこに対しての自信がなくなってきてるのかなっていうのは、見ててちょっと思うところありますし」 鬼木達監督も、常々口にしているのは「自信を開放してあげたい」という言葉。相手のイメージを覆すためには、意表を突くためには、思い切ったプレーが必要となる。ドリブル然り、パス然りだ。ただし、思い切って体を動かすためには、技術と同時にメンタル的な強さも必要となる。 小林は言う。 「それならもうちょっとダイナミックな分かりやすいプレーの選択もあると思うんですけど、みんなどうしたらいいのかなって思いながらプレーしてる時点でちょっと後手に回ってるというか。いいときは自然と体が動いて、考えなくてもみんなのイメージが合ってくるんですけど、みんな伺いながらというか、勝ててないからだと思うんですけど、そこを変えていかなきゃいけない」
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