新CM『ジブリパーク ゆっくりきて下さい。動く城編』（C）2024 Hayao Miyazaki, Studio Ghibli

宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』が「第96回米アカデミー賞」の長編アニメーション映画部門賞にノミネートされるなど世界を席巻中のスタジオジブリから、“15秒の最新作”が到着した。ジブリパークの新エリア「魔女の谷」開園を記念した新CMとなる。 【フォト】ジブリパークの新エリア「魔女の谷」の様子をチェック！ このたび公開されたジブリパークの新CM「ジブリパーク ゆっくりきて下さい。動く城編」は、15秒の間に「ハウルの城」に良く似た城が火を吹き、音を鳴らし、星がかがやく不思議な世界を歩いていく姿が描かれたもの。 絵コンテは宮崎駿によるもので、演出・原画を『ハウルの動く城』で作画監督を担当し、『君たちはどう生きるか』にもメインスタッフとしても携わった山下明彦が務めた。美術には同じく『君たちはどう生きるか』にも参加し、『ハウルの動く城』で美術監督を担当した吉田昇が名を連ねた。これらスタッフ陣によって作られた新CMについて、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「このCMは宮崎吾朗が父・宮崎駿に依頼して、それにこたえたもの」とコメントしている。 「魔女の谷」は、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風の街並みのあるエリアだ。三方を谷に囲まれ、ジブリパーク最大の敷地面積を有する。 『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」といった映画の世界をモチーフにした建物があり、レストランや新グッズなども充実。メリーゴーランドやフライングマシンなどの遊具も楽しめる。中でも一際目立つのは、巨大な「ハウルの城」だろう。大きな炉のある居間やハウルの寝室やバスルームなど、作品の世界に入り込めるこの城が、ついにジブリパークに登場する。 ジブリパークの新エリアとなる「魔女の谷」は、3月16日開園。この開園によって、パークは5エリア全てが揃う。 予約制で、チケットは「ジブリパーク大さんぽ券」「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」「ジブリパークさんぽ券」の3種類。詳細は公式サイトにて確認を。 新CM『ジブリパーク ゆっくりきて下さい。動く城編』概要 映像タイトル：「ジブリパーク ゆっくりきて下さい。動く城編」 絵コンテ：宮崎 駿 演出／原画：山下明彦 美術：吉田 昇 （C）2024 Hayao Miyazaki, Studio Ghibli （C）Studio Ghibli