『ワンピ』エルバフの王子も能力者だった? 伝説の“悪魔の実”のモデルは犬かもしれない
ロキは悪魔の実の能力者であることは確定?
※本記事は、『ONE PIECE(ワンピース)』最新話付近の情報が含まれます。ご了承ください。 【画像】どんだけ神いるの? こちらがロキの仲間かも知れない人物です(4枚) 人気マンガ『ONE PIECE』では、第1123話から主人公「モンキー・D・ルフィ」率いる「麦わらの一味」が巨人族の総本山「エルバフ」に向かっています。もし麦わらの一味がエルバフに上陸すれば、これまで語られてきた多くの伏線が明らかになることでしょう。特に、「巨人族」の王子「ロキ」の正体が気になるところです。 「週刊少年ジャンプ」の最新話である第1130話では、ついにロキの全容が明かされました。巨人族の間ではロキを「エルバフの恥」「呪いの王子」と呼び、また、ロキ自身は自らを「太陽の神」と称するなど、彼のキャラクターは謎めいています。 さらに、ロキがエルバフに伝わる「伝説の悪魔の実」を食べたことも明らかにされました。この「悪魔の実」の正体とは何なのでしょうか。 ネット上では、ロキが食べた悪魔の実について多くの考察がされています。そのなかでも有力なのが、「イヌイヌの実 幻獣種 モデル:フェンリル」説です。フェンリルは北欧神話に登場する狼の姿をした巨大な怪物で、神話ではロキが父として描かれています。そのため『ONE PIECE』のロキも、この北欧神話がモデルと考えられているのです。 ロキとフェンリルにはいくつかの共通点があります。登場時のロキは鎖に拘束され、「ヴォオオオオ」と獣のような叫び声をあげていました。一方、フェンリルも鎖に縛られ、激しく吠えたと伝えられています。 また、巨人族は「次に『呪いの王子』「ロキ」を解き放てば……世界はブッ壊れる!!」とも語っています。フェンリルも神々を脅かすと予言されて鎖で拘束されていたとされており、この点もロキの特徴と合致します。エルバフに伝わる伝説の悪魔の実とは「イヌイヌの実 幻獣種 モデル:フェンリル」なのでしょうか。 フェンリルの対抗として有力視されているのが、「イヌイヌの実 幻獣種 モデル:スコル」説です。スコルは北欧神話に登場する巨大な狼で、常に太陽を追いかけ、彼が太陽を捕らえると日食が起こるとされています。 エルバフと日食といえば、「冬至祭」を思い浮かべる人も多いでしょう。冬至祭とは、太陽の死と復活を祝う行事とされ、ネット上ではこれが皆既日食を指しているのではないか、という考察も見られます。不吉な現象とされる皆既日食に対し、太陽に感謝する祭りが行われているのではないか、という推測です。 また、ロキは自らを「『太陽の神』ロキ」と名乗っています。もし彼が太陽を支配する存在であり、エルバフの冬至祭が物語に関わるとすれば「イヌイヌの実 幻獣種 モデル:スコル」の説も現実味を帯びてきます。 そのほか、ロキが自称している「太陽」に関係する能力を持つ可能性も考えられます。ネット上では、彼が「メラメラの実」や「マグマグの実」の上位互換のような、太陽の力を備えた悪魔の実を持つのではないかという予想も出ていました。 ロキがどのようなキャラクターで、どの悪魔の実を食べたのか、さまざまな考察が飛び交っています。『ONE PIECE』でそれが明かされる日は、そう遠くないでしょう。
LUIS FIELD