北陸梅雨入り 平年より11日遅れ 県内、23日にかけ大雨
気象庁は22日、北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より11日、昨年より13日遅く、統計を取り始めた1951(昭和26)年以降で8番目に遅い梅雨入りとなった。 石川県内は前線を伴った低気圧の影響で曇り、正午までの最高気温は金沢29・0度、輪島27・7度と7月中旬並みだった。金沢市の卯辰山公園花菖蒲(はなしょうぶ)園ではアジサイが色付き、梅雨の風情を感じさせた。 金沢地方気象台によると夜には雨が降り、23日明け方から雷を伴う激しい雨となる見込みで、大雨警報が出る可能性もある。同気象台は七尾、穴水、能登の3市町に高潮注意報を出して注意を呼び掛けている。 大雨予報を受け、JR西日本は23日昼から終日、七尾線に遅れや運転見合わせが生じる場合があるとしている。