【土砂崩れ】「もう1回ここで暮らしたいけど、果たして叶うのか…」30度超える暑さの中で土砂の撤去作業が続く 滋賀・米原市
MBSニュース
土砂崩れが起きた滋賀県米原市で、被災した住民の2次避難が始まりました。 山あいの住宅街の道路が茶色い土砂で埋め尽くされています。 7月1日に土砂崩れが起きた米原市伊吹地区。けが人などは確認されていませんが、避難所の小学校には最大40人あまりの住民が避難しました。 避難生活の長期化も予想される中、2次避難先として市が確保した民宿には希望する住民15人が移動を始めました。 (民宿に避難した男性)「大部屋ではなく、妻と2人部屋だから、プライバシーの問題もあるしそれはよかったです」 発生から3日目。被害があった現場では、気温が30度を超える中、被災した住民による土砂の撤去作業が続いています。 (被災した石河輝男さん)「ここまで土砂がきた。信じられないです。もう1回ここで暮らしたいと思っているんですけど、果たしてそれが叶うのか分からない」 また、現場付近では広い範囲で住宅への被害が出ているとみられ、市は3日、調査を始めました。 (米原市の担当者)「土砂が家の中や周りまで流れ込んでいるところが結構ありますので、現場を見て被害の大きさを感じています」 米原市は伊吹地区(127世帯313人)に「緊急安全確保」を現在も発令中で、解除のめどはたっていないということです。
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