あったかい鍋食べたいけれど…松山市では冬野菜の高騰で大ピンチ 猛暑やカメムシで大打撃【愛媛】
テレビ愛媛
一気に冷え込み、本格的な冬の到来であたたかい鍋が恋しい季節になりました。 ただ愛媛県松山市のスーパーでは、冬野菜が軒並み高値が続いています。 高騰はいつまで続くのでしょうか。 買い物客: 「相当高いですね。1人だから袋入りが売ってるでしょ。そういうの買って利用してます」 子連れの買い物客: 「離乳食作るときの野菜とか、あと鍋とかの材料とか結構高くて大変です。広告とか見て、安いところに行ったりとかしています」 買い物客の頭を悩ませている野菜の価格高騰。 スーパーでも野菜の価格は全体的に上がっているといいます。 木村チェーン 衣川 裕樹 専務取締役: 「キャベツですね。キャベツは価格見てもらったらわかるんですけど、例年の倍くらいの値段になっていますね」 中でも特に高値となっているのがキャベツで1玉398円。 そして、これからの季節、おでんや煮込み料理で活躍する『あの野菜』も値上がりが止まりません。 その野菜とは『大根』。 21日は日替わりサービスのため1本198円で販売されていましたが、通常は100円ほど高いそうです。 でも、冬野菜はどうして高騰しているのでしょうか。 木村チェーン 衣川 裕樹 専務取締役 「天候ですよね。気温がずっと高かったということ、これが一番ですよね」 今年は暖かい日が多かったことによる生育の遅れで、県内産の野菜の出回りが少ないことが高騰の一因。 木村チェーン 衣川 裕樹 専務取締役: 「虫の被害、カメムシとか含めてですけど、葉っぱが虫に食べられたりして」 虫による被害も重なり、全国的に野菜の流通量が減った結果、相場が上がっているということです。 内木敦也キャスター: 「売り場を見ていると、鍋に欠かせない白菜も高く感じますね」 白菜は2分の1サイズで198円で例年の約1.5倍に。 ただ店では鍋の主役「白菜」はできるだけ低価格で提供する考えです。 木村チェーン 衣川 裕樹 専務取締役: 「それをすることによって、精肉コーナーとか鮮魚コーナーのカキやタラなど、そういう商材も買っていただけると思っているので」 冬野菜の高騰はいつまで続くのでしょうか。 木村チェーン 衣川 裕樹 専務取締役: 「気温も低くなってきて、地物野菜とかもハクサイとかキャベツとか、ダイコンも出てくると思うので、あくまでも憶測なんですけど11月末あるいは12月の上旬あたりからは少し落ち着くんじゃないかなとは思っています」 #愛媛県 #松山市 #鍋 #冬野菜 #高値 #価格高騰 #キャベツ #大根 #天候 #カメムシ #白菜 #カキ #タラ
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