中澤卓也 能登半島地震のチャリティー公演 熊本県益城町で開催 自身も地元新潟で震災2回経験
中澤卓也(28)が8日、熊本・益城町文化会館で「令和6年能登半島地震」の復興支援チャリティーコンサートを行った。 デビュー曲「青いダイヤモンド」や「陽はまた昇る」、カバー曲「ファイト!」(中島みゆき)など11曲を歌唱した。 終了後に「私のソロコンサートを、チャリティーという形で開催させていただくの初の試みだったので、まずは無事に終えることができて良かった」とホッとした表情を見せた。そして「開催に向けてご尽力いただいた皆さんをはじめ、コンサートの趣旨に賛同し会場にお越しくださった皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を続けた。 「僕自身、地元の新潟で大きな震災を2回(中越地震、中越沖地震)経験しまして、その時に音楽に支えられた感覚もよく覚えています。街の復興ももちろん大事なことですが、心の復興も本当に大事な事だと思います」と自身の体験を振り返った。「今回のコンサートを通じて、能登の皆さんに少しでもエネルギーが届けばうれしいですし、ここだけでは終わらせず、自分ができる事があれば継続して続けていきたい。そして、いつかは被災地に直接お邪魔して音楽を届けられたらと思っています」とコメントした。 中澤はチャリティーグッズとしてポストカード(500円)を製作。3、4月に行ったライブの3会場で販売し、売上金額と募金を被災地に寄付した。この日も収益などを義援金として、益城町から日本赤十字社を通じて寄付する。 益城町も16年の熊本地震で家屋の98%が損壊するなど大きな被害を受けている。