柳井商工の中西香菜（左）／西田優。チームメートの砂川温香／長廻優茉とともに準々決勝を突破した

競技3日目を迎えた「第52回全国高校選抜大会」は27日、滋賀ダイハツアリーナで男女ともに個人戦がスタート。ダブルスの1回戦から準々決勝までと、シングルスの1～2回戦が実施され、ダブルスはベスト4が出そろった。 【トーナメント表】バドミントン高校選抜2024　女子ダブルス組み合わせ 【女子ダブルス】 昨年の全日本ジュニア準優勝の相磯美心／松田仁衣菜（福井工大附福井）が、ねばり強いコンビネーションで3連勝。準々決勝では、山北眞緖／吉田美真（ふたば未来学園）に第2ゲームでマッチポイントを握られたが、相手の攻撃を辛抱強くしのいでファイナル逆転勝ち。準決勝へ駒を進めた。 また、団体戦優勝を果たした柳井商工では中西香菜／西田優（柳井商工）に、前日からの勢いが感じられた。2回戦では、全日本ジュニア3位の手強い上野凛／垣内杏南（埼玉栄）に19本、15本で勝利。最終日の躍動が注目される。 そのほか、玉木亜耶／米本宙那（四天王寺）と砂川温香／長廻優茉（柳井商工）が、ベスト4に名乗りをあげた。 特に活気あるペアワークを見せたのは、団体戦優勝の中心的存在を担った砂川／長廻。気力充実の自信に満ちあふれるプレーで、個人戦でも頂点をめざす。 【女子ダブルス】 ▼準決勝 玉木亜耶／米本宙那（四天王寺）　―　中西香菜／西田優（柳井商工） 砂川温香／長廻優茉（柳井商工）　―　相磯美心／松田仁衣菜（福井工大福井附福井）