フルセットの死闘制したゴファンが初戦突破、次戦はズベレフと激突<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク115位のD・ゴファン(ベルギー)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同66位のG・ムぺシ ペリカール(フランス)を4-6, 6-4, 6-3, 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで破り、2022年以来2年ぶり8度目の初戦突破を果たした。 【錦織、ジョコビッチら全仏OP組合せ】 33歳で元世界ランク7位のゴファン。全仏オープンには過去12度出場しており、今年で13年連続の本戦入り。最高成績は2016年に記録したベスト8進出となっている。 今大会1回戦では前週のオープン・パルク(フランス/リヨン、クレー、ATP250)でツアー初優勝を飾った20歳のムぺシ ペリカールと相まみえた。 この試合、第1セットを落としたゴファンだったが、第2・第3セットでは計3度のブレークに成功。サービスゲームではムぺシ ペリカールに1度もブレークポイントを与えることなく逆転に成功する。 第4セットでは熱戦の末にタイブレークを落としファイナルセットに突入するも、ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークを許すことなく振り切り、3時間31分の激闘をものにした。 2回戦では第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは1回戦で元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)や第7シードのC・ルード(ノルウェー)、第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、第13シードのH・ルーネ(デンマーク)らが初戦突破を決めている。