「今季の前半戦は伊藤涼太郎と黄金コンビを形成」高宇洋は持ち前のリーダーシップでFC東京を勝てる集団に変えられるか
今でも交流がある田中碧から…
果たして、2024年のJリーグで本格的にブレイクを果たす、または主役候補となりそうなタレントは誰か。熟練記者の河治良幸氏が「注目銘柄7選」としてピックアップしてくれた。 【動画】熟練記者の注目銘柄7選 4人目は、このオフ、アルビレックス新潟からFC東京に完全移籍した高宇洋だ。河治氏は「彼のリーダーシップ、パーソナリティに期待したい」と言っている。 「ボール奪取力はJリーグの中でもかなり高いレベルにあります。新潟の中盤でリーダーシップを発揮していて、今季の前半戦は伊藤涼太郎選手(現シント=トロイデン)と黄金コンビを形成していました。伊藤選手の移籍後は攻撃面ももっとやっていかないといけなくなって、ボールを奪うだけでなく前目に勝負していく姿勢が見えました」 新天地のFC東京で高に求めたいものは何か。 「FC東京をどう変えていけるか。聞くところによると違うクラブからもオファーがあったそうで、そこでFC東京を選んだ。もしFC東京を勝てる集団に変えることができたらその中心とて目立つと思います。持ち前のリーダーシップを良い意味で発揮して、チームを盛り上げてほしいです」 仮にFC東京をリーグ優勝に導いたら、もはやレジェンド的な存在になるだろう。 ちなみに、高は「田中碧選手と川崎フロンターレのアカデミーで切磋琢磨していました」(河治氏)。 「今でも交流がある田中選手から海外の情報も聞いているそうです。目指すは日本代表と本人も言っています」 構成●サッカーダイジェストTV編集部