脱ぎっぷりもピカイチ!大御所ジョシュ・ブローリンはインスタ芸人としても一流
そしてパロディ系のネタも積極的にやっている。2019年にはファッションの祭典、メットガラについて言及した。メットガラと言えば、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれているファッションの祭典だ。ファッションの展示会の開催を彩るパーティーだが、完全招待制であり、しかも毎回テーマも決まっている。選ばれたセレブたちが、用意されたテーマを自分なりに解釈、ファッションに落とし込んで参加する、いわばセンスで殴り合う勝負の場でもあるのだ(チャリティーイベントでもあります)。今年もゼンデイヤやジェニファー・ロペス、ストレイキッズなど、幅広い面々が参加した。
そんなメットガラについて、ジョシュは2019年にいきなり画像を投稿した。それは彼の当たり役であるサノスがファッションの祭典・メットガラに参加しているコラ画像だったのである。「これを実現させてくれたすべての人に感謝します」とコメントが添えられていたが、もちろんジョシュは呼ばれていないし、出てもいない。完全なギャグだったわけだが、インターネットがうまい人である。
そして2024年、再びジョシュはメットガラのネタに手を出した。「昨夜はメットガラで素晴らしい時を過ごしました。とても光栄です」というコメントの横には、自宅のベランダにて全裸で仁王立ちするジョシュを後ろから捉えた写真が。往年の井出らっきょばりの脱ぎっぷりの良さである。もちろん彼はメットガラ2024には呼ばれていないし、出てもいない。そもそも全裸なので、参加したら出禁になるだろう。こんなド直球なネタをやりつつ、「新番組よろしく!」の番宣も抜け目なくつけているあたり、やはり出来る人である。確かな演技力とバラエティーマインドを併せ持つ男、ジョシュ・ブローリン。彼の活躍を今後も引き続き注視していきたい。(加藤よしき)