専用駐輪場付き子供乗せ電動自転車のサブスク、「チャリコ」が京急沿線でスタート
子育て世代を応援する京急とJR東日本開発がタッグを組んだ
京急電鉄とジェイアール東日本都市開発が子育て世代を応援する子供乗せ電動自転車の定額レンタルサービス、「CHARICO(チャリコ)」を横浜市鶴見区で2024年10月1日から開始した。駅の近くの専用駐輪場も使えるということで注目を集めそうだ。 【写真】「CHARICO」のサービス内容を詳しく見る 京急電鉄はかねてより沿線の子供たち、子育て世代が住みやすくとモットーにサービスを展開している。そのひとつが2023年に開始された「小児IC運賃の全区画75円均一化」であり、また「駅を起点に沿線地域の回遊性向上や二次交通網の拡充を目的にしたモビリティ事業の拡大」、さらに「子供との暮らしを豊かにする施設の運営、イベント開催」などだ。 また、ジェイアール東日本開発はすでに2022年4月からJR東日本各線の高架下駐車場を中心に首都圏ですでに12カ所のサービス拠点を展開していた。そして今回、両社がタッグを組んで京急沿線でも「CHARICO」を展開していくことになったわけだ。 具体的には京急鶴見駅から徒歩5分の「京急鶴見中央5丁目マルチモビリティステーション」内に専用駐輪スペースが設けられた。レンタル自転車は子供の後ろ乗せ(ヤマハPAS Baby un SP)、前後乗せ(ヤマハKiss mini un SP)の2種が用意される。設置台数は前者が10台、後者が6台。そして自転車保険、定期メンテンナンスのサービス付きだ。利用料金は単月契約で月6600円(税込み)、1年契約で月5500円(税込み)となっている。 申込み、契約、決済は専用サイト(https://charico.jp)においてワンストップでできる。なお、レンタルは1カ月単位、支払い方法はクジットカードのみということだ。