TARAKOさん『お別れの会』、山寺宏一「TARAちゃんが声優でなければ、世界中で愛される作品ににはならなかった」
3月4日に63歳で亡くなった、フジテレビ系のアニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役の声優を務めていたTARAKOさんのお別れ会「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」が15日、東京都内で行われ、参列した声優の山寺宏一(63)が囲み取材を行った。 山寺によると、TARAKOさんとは長い付き合いで、「TARAちゃん」、「山ちゃん」と呼び合う仲だったそうで、「昨年、舞台を拝見していたんで、お亡くなりになったのが信じられない気持ちでいっぱい」と肩を落とした。 同アニメは国内外で人気があるが、「声優のおかげというのはそうあることではないけど、TARAちゃんが声優でなければ、世界中で愛される作品ににはならなかったので、すごいことだと思う」とその功績を称えた。 2019年11月10日放送の同アニメには露天商役で初出演。「(収録が)早く終わって、TARAちゃんが『飲みに行こう!』と言ったので、ファミレスでみんなで楽しく飲んだ。いつも励ましてくれて、本当に心から感謝しています」と思い出を明かし、「(死去の)ニュースで見るまで何も知らなかった。もっともっと話したかった」と涙をこらえた。
中日スポーツ