セルティックは古橋にクロスを届けよ 逆転優勝へOBはエール「フォームが良くないとの批判には賛同しかねる」
やはりエースが決めるしかない
国内リーグでライバルのレンジャーズに首位を奪われてしまい、2位に甘んじるセルティック。25日にはマザーウェルとのアウェイゲームに臨むが、もうこれ以上の取りこぼしは許されない。 ポジティブな要素があるとすれば、思うように得点数が増えてこなかったFW古橋亨梧に当たりが出てきたことだ。チームを指揮するブレンダン・ロジャーズも攻撃の改善へ試行錯誤しており、古橋とアダム・アイダを組ませるなどシステムにも手を加えている。 その影響か、古橋は現在セント・ミレン戦、前節のキルマーノック戦と2試合連続得点中だ。チームとしては、大エースである古橋の得点力をこのまま何とか引き出し続けたい。 英『67hailhail』によると、クラブOBのピーター・グラント氏は古橋のことを高く評価しており、とにかく古橋へ高精度のクロスを出せと主張する。 「守備側は背後からくるボールに対応しづらい。そしてそこを突くのがスコットランドで最も上手い選手がセルティックにいる。キョウゴだ。彼はクロスに飛び込むことが大好きだ。彼のフォームが良くないとの批判には賛同しかねる。私としては、彼にクロスを出せと言いたい」 同メディアも古橋をタイトル獲得へのキーマンと名指ししていて、やはりエースが得点を決めれば勢いに乗れる。終盤に古橋が一気にペースアップすることが逆転優勝へのカギだ。
構成/ザ・ワールド編集部