行政と経済・労働団体による「県政労使会議」が開かれ、一丸となって賃上げに取り組んで行くことを申し合わせました。 【写真を見る】県政労使会議 「急激な物価上昇に賃上げ追いついていない」政府に支援求める意見　大分 「県政労使会議」は国が推し進める賃上げへの機運を地方でも高めていこうと、県と大分労働局が開催しました。29日は県のほか、県内の経済団体や労働団体、それに厚生労働省から宮崎政久副大臣が出席しました。 会議では関係機関が中小企業を中心に急激な物価上昇に対して賃上げが追いついていない現状を説明。出席者からは価格転嫁に苦慮している企業が依然多いとして、政府に対し支援を求める意見が出されました。 （宮崎政久厚労副大臣）「賃上げをする必要性があるという認識は共有できた。大分での指摘が政府全体の取り組みになるように取り組んでいきたい」 また、物価上昇を上回る賃上げの実現に向けて、官民が一丸となって取り組んでいくとする共同メッセージも採択されました。