【台湾】TSMC、レゾナックの工場取得発表=7億元
ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は1日、レゾナック・ホールディングス傘下の台湾力森諾科科技(RHDT)の工場と設備を取得すると発表した。取引額は6億6,800万台湾元(約33億1,200万円)。 TSMCによると、RHDTとの間で売買契約を締結。取得する建物の面積は約2,796坪で、新竹県宝山郷に位置する。TSMCはオフィスとして使用する。 レゾナック・ホールディングスは、「RHDTの事業終了に伴い、工場設備については順次売却を行っている」と説明。詳細についてはコメントを控えるとした。 レゾナック・ホールディングスは2023年9月、RHDTのハードディスク(HD)メディア事業の終了を決定したと発表していた。