井上拓真 圧倒的白星リレーだ ５・６同日世界戦で兄・尚弥に「最高のバトンを兄につなげたい」
「ボクシング・ＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチ」（５月６日、東京ドーム） ２度目の防衛戦で石田匠を迎え撃つ井上拓真が１１日、横浜市の大橋ジムで公開練習を行った。 【写真】公開練習でポーズを決める井上拓真 鋭い視線がさらに強そうに見せている 井上は白地に緑のロゴとイラストが入った新作Ｔシャツ着用で登場。ロゴは「ＢＵＳＴ ＴＨＥ ＬＩＭＩＴ」（限界を突破する）で、井上は「『リミット解除』的な意味で。前回の試合（ＫＯ防衛した２月２４日のジェルウィン・アンカハス戦）でしっかり自信を付けて、ひとつ殻がむけたのかなという意味合いで、今回こういうテーマにしました。あれで満足していないので、さらにさらにという意味で」と意図を説明した。なお、イラストはペットのトカゲ「レビン」だという。 石田については「正統派」と評し、「中間距離でも接近戦でも勝っていると思うので、どんな展開でも圧倒したい。何もさせないで完封して、最終的には倒して勝ちたい」とＫＯ宣言。また、当日は兄・井上尚弥と２０１９年１１月以来の世界戦での競演となるため、「最高のバトンを（メインの）兄につなげたい」と、白星リレーを誓っていた。
