交通事故相手に暴行、公務員の男逮捕 傷害容疑で岡山西署
交通事故の相手に暴行を加え、けがを負わせたとして、岡山県警岡山西署は22日、傷害の疑いで岡山市職員の男(53)=同県倉敷市=を逮捕した。「けがはさせていない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は5月9日午前7時20分ごろ、岡山市北区西古松西町の路上で、乗用車同士の事故の相手だった女性会社員(25)=同市北区=の両肩をつかんで揺さぶった上、女性の車の運転席ドアを強引に閉めてドアと車体の間に女性の右脚を挟み、約3週間の右膝打撲、約10日間の右肩打撲を負わせた疑い。 署によると、女性から被害届を受け、防犯カメラの映像などから容疑を固めた。事故は女性の車が容疑者の車に追突する形態だったといい、経緯を詳しく調べる。 岡山市によると、容疑者は1997年採用。昨春から第1農業委員会事務局農地担当係長を務めている。