畠中悠（左）と伊藤俊介

　2月23日放送のラジオ番組『中川家　ザ・ラジオショー』（ニッポン放送）に、オズワルド・伊藤俊介さん、畠中悠さんがゲスト出演し、伊藤さんの遅刻癖について話していました。 　畠中さんによると、年が明けてからも伊藤さんの遅刻がひどく、名古屋での営業の仕事のときにも、待ち合わせ場所に伊藤さんは来なかったそうです。 　そこで畠中さんが電話すると、伊藤さんが「あれ？ 今どこだ？」と言ったので、伊藤さんが新幹線で乗り過ごして京都のほうまで行ってしまったのかと思ったとのこと。 　しかし、後からマネジャーが伊藤さんに電話で確認すると、実は乗り過ごしではなく、自宅で寝坊していたのです。 　畠中さんは「電話したときに『あれ？ 今どこだ？』って言ったのは、なんだったんだろうと思って。なにを『乗り過ごした』ぶって……家にいるのに家に決まってるじゃないですか。なんの嘘？」と伊藤さんがすぐにバレる嘘をついたことに納得がいかない様子でした。 　同番組のMCの中川家・剛さんは、遅刻癖の原因は深酒だと指摘。ザ・ぼんちのぼんちおさむ師匠からも「飲み過ぎ注意な」という心配のLINEをもらっていて、伊藤さんはそのLINEの言葉を忘れないように待ち受け画面にするも、いまだにやらかしてしまうそうです。 　筆者も以前の取材時に、伊藤さんの深酒による遅刻について伺っていました。 伊藤「前に劇場のこけら落とし公演の仕事があったんです。でも、僕は千葉で、その仕事の前日の夜から朝の9時まで飲んで、帰りの電車で寝てしまったんですよ。 　仕事の入り時間が14時だったんですが、起きたときにはもう過ぎてて……。怖すぎて現実を受け入れたくなくて、もう一回寝ましたから」 　このとき畠中さんは、「まずその日の朝にオーディションがあって、それに来ないというのもあったんです」と、実はもう一つ仕事を飛ばしていたと明かし、伊藤さんが話さなかったことに憤慨していました。 　まるで昭和の芸人を思わせる破天荒ぶりですが、今の時代、朝の8時とか9時まで飲んで仕事を飛ばすのは、さすがに深酒の域を超えています。 　過去におさむ師匠は、お酒の失敗で謹慎になったり、事務所をクビになったりした芸人さんを数多く見てこられています。それで、よけいに伊藤さんが心配でLINEを送ったのでしょう。まずは明るくなる前に帰宅することを心がけたいものです。 インタビューマン山下 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ（現・桂三度）とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。