にぎわいを見せた筋肉登竜門の関東ボディビル決戦 ゴールドジムジャパンカップで輝く選手は現れるか【マッスルゲート】
初心者トレーニーを中心に人気を集めるボディコンテスト「マッスルゲート」。ゴールドジムが主催しており、エントリーの募集が開始されるや否や締め切りとなる大会もあるなど、まさに大盛況。11月4日に千葉・市川市文化会館にて行なわれた「マッスルゲート関東大会」には、ダブルエントリー含めて350近いエントリーが集まった。男子カテゴリーの中でも、やはり王道とも言える人気を誇るのがボディビルだ。 【フォト】ボディビル出場全選手 言うまでもなくボディビルは、シンプルに筋量と絞りが勝負となり、鍛えてきた身体の魅力を存分に見せるためのポージングが加わってくる。マッスルゲートは「コンテストの登竜門」と言われているイベントであり、出場選手の多くは初心者であることから、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会で上位入賞するような選手たちと比べれるとトータルの完成度は劣るが、キラリと光るものを見せる選手もいる。 この関東大会でひと際存在感を放ったのが、65kg以下級で優勝した佐野雄紀だろう。サマースタイルアワード、FWJ(Fitness World Japan)、NABBA、APF(Asis Phisique Federation)などさまざまな団体で上位入賞経験がある選手であり、クラシカルな印象があるそのボディの仕上がりの良さは群を抜いていた。
12月21日・22日に東京・品川インターシティホールで開催される「ゴールドジムジャパンカップ2024」では、30大会近くを開催したマッスルゲートの上位入賞者に加え、JBBF各種大会の上位入賞選手にも出場資格が与えられているため、さらなる激戦は必至。日本一を競うステージに期待したい。
文・写真/木村雄大