ボランティア本格活動2日目 被災した家屋で片付け作業
日テレNEWS NNN
能登半島地震は発生から28日目です。本格的なボランティア活動は2日目を迎え、28日も被災した家屋の片付けなどが行われています。中継です。 元日の地震で震度7を観測した石川県志賀町の富来地区にいます。28日は雨が降ったりやんだりしていて、ボランティアの方々は倒れてしまったブロック塀などを片付ける作業を行っています。 こちらの住宅では、お店を営まれていて、店内にあった棚を外に出して片付けを行っています。まだまだ作業に時間がかかるということで、休憩をはさみながら午後からも片付け作業を行うということです。 志賀町では、27日から災害ボランティアの活動が始まり、28日は金沢市からバスで移動してきた15人が集まりました。説明を受けた後、3つのグループに分かれ、私が同行した4人のグループは80代の夫婦の家に向かい、倒れた家具を片付けたり、外に運び出したりする作業に当たりました。 依頼した女性(82)「年も年ですから。ほっとしています。本当にありがたいです。助かります」 一方、被害の大きい輪島市や珠洲市では、まだボランティアの受け入れは始まっていません。県は、現状では現地のインフラが整っていないことや、渋滞を引き起こすことなどから、県が募集している以外の個別の活動は控えるように呼びかけています。 来月2日までのボランティアの受け入れの枠は埋まっていて、来月3、4日以降のボランティアについては、今月31日から募集する予定です。