「やれる自信がある」ポープ・ウィリアムが横浜の正守護神に名乗り!「自分の色を表現していきたい」
「見せるべき姿を見せたい」
1月15日に始動した横浜F・マリノスにおいて、アタッキングフットボールのキーマンのひとりに挙げられるのが、FC町田ゼルビアから加入したGKポープ・ウィリアムだろう。 【PHOTO】王座奪還に向け横浜F・マリノスが始動!練習初日の様子を特集! 昨季は町田でリーグ戦31試合に出場し、チームのJ2優勝・J1昇格に大きく貢献した29歳は、ガンバ大阪に復帰した一森純に代わる正守護神として期待される。 横浜での初練習を終えて、「純粋にサッカーが楽しかったです」と振り返ったポープは、今シーズンへの意気込みをこう語る。 「ゴールを守る人間として、その責任から逃げない。ここで日々やるべきことをやって、見せるべき姿を見せたい。結果は後から付いてくるものだと思うので、まずは皆さんに見せること、チームメイトに認めてもらえるようにしっかりやっていきたい」 今年の目標に関しても、「毎日ひたむきにやるだけ。でかいことを見るのではなくて、目先の一日一日を大切にやっていきたい」と謙虚な姿勢を見せる。 横浜が志向するアタッキングフットボールにおいては、GKにもビルドアップへの関与、攻撃を組み立てるための高い足もとの技術、ハイラインを保つディフェンスラインの背後の広大なスペースをケアする役割が求められる。だが、それには自信がある。 「マリノスのゴールキーパーはすごく機能的で、運動量や足もとの技術が求められますけど、それに対してやれる自信があるから(移籍して)来ました。自分の色、ゴールを守る部分、キック1本でひっくり返すところなどを表現していきたい」 練習初日から最後まで残ってランニングするなど精力的に汗を流し、正確なキャッチングやトラップ、パスも披露していた正守護神候補に注目だ。 取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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