巨人・原辰徳監督

◇プロ野球セ・リーグ広島4x-3巨人（4日、マツダスタジアム） 巨人は先発の横川凱投手が今季5勝目を狙ってマウンドにあがりました。しかし、2回、1アウト1塁から巨人戦ですでに4本のホームランを放っているデビッドソン選手に今季第10号を献上し、2点を先制されます。 その次の回に自らのバットで内野安打を放つと、2アウト1、3塁から4番岡本和真選手が相手のミスを誘い、まず1点を返します。さらに6番の大城卓三選手が2アウト満塁でライト前に運び、3-2の逆転に成功しました。 5回には2アウト満塁で打順が横川投手に回ります。原辰徳監督は迷うことなく、4回で60という球数だった横川投手の交代を選択。中田翔選手を代打に送りました。しかし、これが誤算となり、キャッチャーのファウルフライと、巨人は追加点を入れることができないまま9回を迎えました。 マウンドには8回を3者凡退で終えた大道投手。1アウトから坂本勇人選手がライトへのヒットで出塁すると、続く梶谷隆幸選手が13球粘って、フォアボールをもぎ取ります。しかし、続く岡本和真選手と代打の長野久義選手が続けず、巨人は9回を無得点で終えました。 9回のウラにマウンドにあがったのは中川皓太投手。菊池涼介選手と野間峻祥選手に連打を浴びると、秋山翔吾選手にはバントをされます。これを中川投手が処理するも3塁に投げ、オールセーフ。フィルダースチョイスが記録されました。1アウトを取るも満塁はかわらず、小園海斗選手にライト前に運ばれ、同点に。そして、新井貴浩監督が代打として送りこんできた松山竜平選手にファーストへの内野安打を放たれると、サヨナラのランナーがホームインとなり、巨人は悔しい敗戦を喫しました。