アーセナル加入後初先発で初ゴール! アルテタ監督がスターリングを称賛「非常にポジティブな夜」
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、今夏の新戦力である元イングランド代表FWラヒーム・スターリングについて語った。クラブ公式HPが同監督のコメントを伝えている。 【ハイライト動画】アーセナルはボルトンに5発大勝 これまでにリヴァプールやマンチェスター・シティで活躍してきた現在29歳のスターリングは、今季開幕後もチェルシーの一員としてプレーしていた。しかし、今夏にチェルシーへやってきたエンツォ・マレスカ新監督は、ウイングに豊富な選手層を抱えるチームにおいてスターリングを構想外とみなし、移籍市場最終日の“デッドラインデー”に電撃移籍が成立。買い取りオプションなどが含まれていないレンタル移籍でアーセナル加入が発表されていた。 加入してからここまではプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)の1試合にそれぞれ途中出場したのみとなっていたが、25日に行われたカラバオ・カップ(EFLカップ)3回戦のボルトン戦で加入後初のスターティングメンバー入り。左ウイングのポジションで先発すると、37分にU-19イングランド代表MFイーサン・ヌワネリの1点目をアシストしただけでなく、64分にはゴール前のこぼれ球を押し込んで加入後初ゴールを記録するなど、5-1での大勝に大きく貢献していた。 試合後の会見にて、スターリングの状態について問われたアルテタ監督は、「素晴らしいね。どんどん良くなっていると思う。フィジカル面でも、徐々に仕上がっているのがわかるだろう」と好感触を得ていることを明かした。「ゲームのなかで少しでもオープンな時間が生まれると、彼に何ができるのか、どのようにしてボールを運んでくれるのかがよくわかる試合だった。いくつかのゴールに絡んだし、彼にとっては非常にポジティブな夜だったはずだ」と語った。 現在、連戦の真っ只中にいるアーセナルは、ボルトン戦から中2日のスケジュールで、28日にプレミアリーグ第6節のレスター戦に臨む。そこから再び中2日でCL・リーグフェーズ第2節のパリ・サンジェルマン戦、さらに中3日でプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦が控えている。10月のインターナショナルマッチウィークに入るまでにまだ3試合も残されているが、負傷者が続出するチームにおいて、スターリングは出場時間を伸ばすことができるだろうか。
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