母屋の開放的な内観（写真提供＝tokoro hotel isumi）

　一棟貸し古民家ホテル「tokoro hotel isumi」（いすみ市下原）がオープンし、5月27日で1カ月がたった。（外房経済新聞） 【写真】別棟の露天風呂とサウナの外観（写真提供＝tokoro hotel isumi） 　運営メンバーは5人で、代表は大澤健人さんと千葉崇弘さん。大澤さんと千葉さんは前職で同じ建築系企業に勤め、主に内装などのデザインなどを手が掛けていた。そうした経験を生かし、事業を立ち上げたいと意気投合したことが創業のきっかけだったという。 　千葉さんは「『今日くらい、夜更かしをしよう』コンセプトとし、泊まるだけではないホテルを目指している」と話す。 　最大7人まで宿泊可能で、10種以上のボードゲームやレコード、シアタールームなども用意。別棟には露天風呂とセルフロウリュ付きのプライベートサウナもあり、デイユースプランでの利用も可能。 　今後は順次、料理付きプランの提供や、謎解きを取り入れた宿泊特化コンテンツの制作など、「宿泊が楽しくなる企画を予定している」という。 　15時チェックイン、10時チェックアウト。素泊まり1人当たりの料金は1万3,000円～。露天風呂・サウナ利用の貸し切りデイユースプランは、11時チェックイン、14時チェックアウト。料金は1棟当たり1万2,000円～。