【新NISA】開始から早2ヶ月弱…1年の途中からでもスタートできる?どんな商品に投資する?疑問を一気に解決
【新NISA】改正前NISAはどうなる?気になる疑問に答えます!
では、具体的に、みなさんからよく寄せられる新NISAの疑問について確認していきましょう。 ●Q1. 新NISAでは、結局いくらまで投資をすることができるの? 1年間に投資ができる非課税枠は360万円まで(成長投資枠:240万円、つみたて投資枠:120万円)となっています。 そして、新NISAで投資ができる上限金額は最大1800万円まで(うち成長投資枠1200万円)です。 例えば、毎年つみたて投資枠120万円を使って投資をした場合、15年で上限金額1800万円に達します。 ●Q2. いつまで積立できるか不安…新NISAに投資期限はある? 新NISAには、投資期限がありません。 日本国内に住んでいる18歳以上の人なら、生きている限り、非課税で資産運用を続けることができます。 ●Q3. 2023年まで、変更前NISAで資産運用していた人はどうなるの? 2023年末時点でNISA口座を保有していた場合、証券会社など利用していた金融機関に新NISA口座が自動的に開設されます。 特別な手続きは必要なく、すぐ新NISAでの資産運用をスタートすることが可能です。 ●Q4. 口座が自動で開設されるなら、変更前NISAの預かりを新NISAに移管できる? いいえ、できません。 変更前のNISA口座預かり分に関しては、それぞれの非課税保有期間が終了した時点で、特定口座や一般口座などの課税口座に払出されます。 なお、非課税保有期間中はいつでも売却が可能です。 また、特定口座や一般口座(課税口座)にある預かりについても、新NISAに移すことはできません。 新NISAで資産運用をするには、新たに買付を行う必要があります。
【新NISA】どんな商品があるの? みんなの不安をスッキリ解消!
引き続き、FPのもとにも多く寄せられる相談をチェックしていきましょう。 ●Q5. そもそも新NISAはどうやって始めればいいの? まずは、証券会社などの金融機関で、NISA口座の開設を行いましょう。 ちなみにNISA口座は、ひとり1口座しか持つことができません。 複数の証券会社に同時に口座開設することはできないため、二重に開設されないよう税務署でチェックされています。 ●Q6. 2024年1月に乗り遅れた…いつでもNISAで資産運用を始められる? はい、できます。 NISAは1月から12月までを「1年」として区切っています。 つまり、1年間の非課税枠最大360万円は、12月までに使い切ればよい計算となります。 1月から始めて毎月コツコツ投資してもいいですし、12月から限度額360万円を一括で投資することもできます。 ●Q7. 投資初心者です。NISAではどんな商品を購入したらよいですか。 「つみたて投資枠」を利用して、手数料が低いインデックス投資信託への投資を検討してみましょう。 新NISAのつみたて投資枠では、証券取引所に上場しているETFや、公募により発行された株式投資信託のうち、長期の積立・分散投資に適した一定の商品性を有するものに限定されます。 なかでも手数料が低く、先進国などに投資しているインデックス投資信託と呼ばれる投資信託は、長期的にお金を増やせる可能性があります。 なお「成長投資枠」は、証券取引所に上場している株式、ETF(上場投資信託)、 REIT(不動産投資信託)や株式投資信託等が対象です。 資産運用に慣れている方の場合、成長投資枠で個別株式銘柄等を購入し、よりハイリスク・ハイリターンな投資を行うこともできます。