【喜怒哀楽の核弾頭】サカキマキオを蹴りつける【寡黙のダークホース】関谷勇次郎

　23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。第11試合では【喜怒哀楽の核弾頭】サカキマキオvs【寡黙のダークホース】関谷勇次郎が行われた。 　喧嘩自慢100人を集めた企画から抜擢された猛者たちが、合宿を経てブレイキングダウンに参戦。THE OUTSIDERレジェンドたちは引退をかけて戦うことに。 　喧嘩自慢100人中パンチ力NO.1のサカキは、「喋りも面白くないしひな壇にいらない。7秒で殺してやる」と関谷勇次郎を挑発し試合が決定した。 　前日会見でサカキは「忘れられない1番の試合にしたいと思ってるし、明日死ぬ気で行くから卒業証書俺に渡させてください」と真面目にコメント。 　関谷は「サカキ、明日しっかり殴り合いできんのか？明日このガキ殺します」と一蹴していた。

判定を聞いて崩れ落ちる【喜怒哀楽の核弾頭】サカキマキオ

　試合が始まるとサカキがじわじわと距離を詰めて右ミドルからケージに押し込むがブレイク。 　お互いミドルが相打ちとなり、前蹴りからパンチが交差すると関谷がスリップするが、後転している関谷にサカキが追撃のローを叩き込んだためレフェリーが引きはがす。 　関谷がハイキックから両手を広げてアピール。突っ込んできたサカキと組み合い、一度距離を取るとミドル。 　関谷はストレートをかわしていくが、手を出していくもののお互いスウェーで決め手なく、サカキが組み付いて殴り合いに応じようとするがなかなか噛み合わず試合終了。 　関谷優勢の判定1－0で延長戦へ。 　関谷がローも関屋の右ストレートが合わせてスリップ。 　関谷がローでコケさせ、再度ローもサカキがストレートを合わしていくが、関谷は後転して避けていく。 　サカキは振りかぶって殴ろうとするが関谷はクリンチして逃れ、サカキはボディにヒザから振り回して離れる。 　関谷はローからミドルも、サカキは前に出て打ち合いに持ち込むが、関谷は下がるとサカキがミドルからケージ際で組み付いていくがスリップ。 　立ち上がり首相撲から殴っていくが、関谷がハイキックで牽制したところで時間切れ。 　4－1で関谷の勝利となった。 　この結果で関谷は引退を免れたが、その後黒石高大が敗北し引退が決定した。