「ピザ」「和菓子」の自動販売機が登場 大分・別府市
コロナ禍をきっかけのひとつとして様々なジャンルの自動販売機が増える中、大分県別府市で「ピザ」と「和菓子」の自販機が設置され、話題となっています。 【写真を見る】「ピザ」「和菓子」の自動販売機が登場 大分・別府市 別府市小倉にある「薪窯ピッツア&ギャラリー花民」。県産食材を使って薪窯で焼いたピザを提供しています。店の味を自宅で気軽に楽しんでもらおうと、大分市志手にピザの自動販売機を設置しました。 (薪窯ピッツァ&ギャラリー安達千恵子オーナー)「コロナ禍でお客様がいらっしゃらないという時期がありましたので、冷凍と自販機にたどり着きました」 窯で焼きあがったピザはマイナス40度で瞬間冷凍されます。こうすることで購入した人が解凍したあとも、出来立ての風味や食感を保つことができるそうです。この自販機で販売されているメニューの一つが「自家製塩麹チキンと温泉パプリカのピッツァ」。パプリカの甘みと、焼き窯ならではの香ばしさ、カリッとしたふわふわ感が口いっぱいにひろがります。 (薪窯ピッツァ&Gallery花民安達千恵子オーナー)「オーブントースターで焼き戻していただくと、またモチっとパリっとしたお店で食べていただける味になります。ピザパーティーでも良いし、色んな形で使っていただきたいと思っています」 一方、去年11月、別府市上野口町に登場したのは和菓子の自動販売機。くず餅を凍らせたくずバーや大福、どら焼きなど9種類を販売しています。設置したのは創業115年、老舗の和菓子店「紅屋」です。 (御菓子司紅屋・神屋信博社長)「和菓子屋さんっていうのは敷居が高いっていうイメージがありましてお店に入らなくても気軽に買えるっていうのがあって、自販機をおいてみようかなっていう風に考えました」 コロナ禍を経て無人販売のビジネスモデルが定着したこともあり、今後も多彩な自動販売機がお目見えしそうです。
大分放送