クロード・ルルーシュによる群像劇「愛と哀しみのボレロ」デジタルリマスター版で上映
クロード・ルルーシュが監督を務めた「愛と哀しみのボレロ」のデジタルリマスター版が、11月22日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で上映される。このたび新たなビジュアルと予告編が解禁された。 【動画】「愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版」新たな予告映像はこちら 1930年代から1980年代までのロシア、ドイツ、フランス、アメリカを舞台とする本作は、芸術家の血を引く4家族の2世代にわたる群像劇。モスクワ生まれのバレエダンサー、ユダヤ人としてつらい体験を重ねた作家、パリで貧しい暮らしを乗り越え成功をつかんだ女性歌手、母と死別したニューヨークの歌手の人生は、やがてチャリティコンサートの舞台で交わることになる。音楽を「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグラン、バレエの振り付けをモーリス・ベジャールが担当し、バレエダンサーのジョルジュ・ドンのほかロベール・オッセン、ダニエル・オルブリフスキー、ジェラルディン・チャップリン、ファニー・アルダンらが出演した。 このたびYouTubeで公開された映像は、アメリカの作家ウィラ・キャザーの言葉から始まり、兵士として戦地に向かう登場人物の姿や、彼らの子孫が劇場で演奏やバレエを披露する様子が映し出される。メインビジュアルには、ドンが観衆の前で美しく跳躍する様子が捉えられた。 (c)1980 / LES FILMS 13 - TF1 FILMS Production