1区区間賞はヤクルト・太田直希!ラストスパートでNTT西日本・服部弾馬を突き放す トヨタとHondaが4秒差で4位、5位/ニューイヤー駅伝
◇第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝1区通過順位をチェック! ニューイヤー駅伝が行われ、1区(12.3km)はヤクルトの太田直希が34分42秒でトップ中継を果たした。 序盤は大塚製薬・清水颯大が1人抜け出す展開。5km通過は14分10秒と、区間記録を9秒上回るハイペースで独走する。 2位集団は3連覇を狙うHondaの小袖英人、旭化成・長嶋幸宝らが引っ張り、中間点を過ぎてから徐々にその差を詰めていく。 その中で、9.3kmで長嶋が転倒するアクシデント。さらに富士通の坂東悠汰、黒崎播磨など有力チームも遅れ出す。 レースが大きく動いたのが10km手前。第2集団が清水を吸収すると、集団の人数が徐々に絞られていった。前回区間賞のGMOインターネットグループ・村山紘太も先頭集団につけない。 残り500mを切って7人の集団から一気に仕掛けたのが、NTT西日本の服部弾馬。そこに食い下がったヤクルト・太田が逆転し、区間賞に輝く。2秒差で服部、3秒差でコニカミノルタの砂岡拓磨が続いた。 有力チームでは4秒差にトヨタ自動車と王者Hondaが4秒差で4位、5位。富士通は37秒で25位と出遅れた。 太田は早大出身の2年目。ルーキーイヤーだった前回も3位と好走を見せていた。
月陸編集部