塩浦慎理が50メートル自で首位通過 2歳娘は中継の池江レース見て「パパみたいだね」
「競泳・パリ五輪代表選考会」(22日、東京アクアティクスセンター) 男子50メートル自由形予選が行われ、21年東京五輪代表の塩浦慎理(イトマン東進)は、22秒35の全体1位で午後の準決勝に進出した。パリ五輪代表の内定条件は派遣標準記録(21秒82)の突破と、上位2位以上。「とにかくここで決めたい。自己ベスト(日本記録の21秒67)を狙いたいぐらい」と意気込んだ。 【写真】首位通過の塩浦 すべてを出し切ったと言わんばかりのいい表情してるね 2020年にタレントのおのののかと結婚。娘は2歳になった。今大会のNHKの中継を見て「パパみたいだね」と、父が競泳に打ち込んでいることを理解し始めてきたという。塩浦は「分かってるんだなって」としみじみ話しつつ、「池江さんのレースだったんですけどね」と笑いを誘った。 23日は家族も観戦予定。「まだ速くなる気がしている。限界を感じるところまでいきたい」。家族に勇姿を届ける。