玉川徹氏 米大統領選のハリス氏勝利を断言「不測の事態がない限り勝負あった」
元テレビ朝日の玉川徹氏が12日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。11月5日に投票が行われる米大統領選挙に関し、「不測の事態がない限り、勝負あった」とし、民主党のカマラ・ハリス氏の勝利を断言した。 番組では、前日に行われたハリス氏と共和党のドナルド・トランプ氏のテレビ討論会について特集。終始ハリス氏が優勢で、討論会終了後の米CNNの世論調査でも63%が「ハリス氏が勝利した」と回答したことを伝えた。 玉川氏はこの結果を受け、大統領選について「結局、堅い民主党支持者、堅い共和党支持者っていうのは、何があったってその支持なんですよ」と発言。ともに有権者の約3~4割が支持者であるとし、残り3割の無党派層をどちらが取り込むかが勝敗を分けると指摘した。 その上で「世論調査を見ると、トランプさん37(%)じゃないですか。そこは絶対トランプなんですよ。で、民主党もやっぱりおなじぐらいいるんですけど、それに対して無党派層はほぼ、民主党に行ったってことですよね」と分析。「前回、バイデンさんの時には、ちょうど同じぐらい逆転してましたから。中間層が全部バイデンはダメだに行ったわけですけど、今回は全部ハリスさんに乗っかったっていう数字ですよね」と語った。 さらに、ハリス氏が10月に再度討論会を行うことを申し出たが、トランプ氏は討論会は自分が勝ったからやる必要がないと拒否したとも伝え、「これで見えたと思う。当人同士も、今回の討論会は、ハリスは勝ったと思ってるし、トランプは負けたと思ってると思う。もうやりたくないと」と推察。「これはもう、不測の事態がない限り、今のところ勝負あったかなって感じがします」と、ハリス氏の勝利を断言した。