免震データ改ざん問題でKYBが会見(全文1)今日時点では市庁舎で手一杯
油圧機器メーカーのKYBは19日午後4時、免震・制振装置の検査データを改ざんした問題で記者会見を開き、データが改ざんされた、もしくは改ざんの疑いがある免震装置が使用されている建物のうち、所有者の許しを得た70件の名前や所在地を発表した。 冒頭、KYBの齋藤圭介専務は、「この度は、このような不適切行為を起こしまして誠に申し訳ございません」と述べると、右横に並んだ同社子会社のカヤバシステムマシナリーの廣門茂喜社長とともに頭を下げた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。YouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「免震データ改ざん問題 KYBが建物70件を公表 国交省で会見」を参考に対応しております。
KYB齋藤専務による配布資料の説明
朝日新聞:じゃあ幹事社の朝日新聞【**、***00:13:54】お願いします。 齋藤:すいません、このたびはこのような不適切行為を起こしまして、誠に申し訳ございません。それでは今、お手元にある資料につきまして、冒頭ご説明させていただきたいと思います。座ってやらせていただいてよろしいでしょうか。 すいません、10月19日付ということで、私、KYB株式会社、取締役専務執行役員の齋藤でございます。よろしくお願いいたします。 廣門:カヤバシステムマシナリーの代表取締役社長の廣門でございます。よろしくお願いします。 齋藤:それではお手元の資料、3枚紙ですけれども、昨日の夜に私ども、できるだけ早いタイミングでなるべく多くという思いで、関係者、所有者さま含めて合意が取りつけたものに、順次公表させていただきたいということを申し上げたんですけども、まずは、非常に多くの皆さまがお使いになるであろう庁舎につきましての今回の公表ということになります。 今週の10月16日に公表いたしました検査工程不適切行為についての対象になる建築物について、所有者、関係者さまに丁寧なご説明というふうに言わせていただきましたけども、今この段階でリストにありますように、庁舎の70件というところで現在、合意が取れたものについてのリストになります。免震用オイルダンパーということで、1から70のリストを付けてございます。 物件名、所在地、そして不適合、これは15%以上の数値であったものを中に書き換えてしまったというもの。それからお客さまの基準外ということで、10%以上から15%以上のものを中に入れてしまったもの。当日16日の資料にもございましたように不明というものについてもリスト化してございます。 1点、大変申し訳ないんですけれども、4番の石巻の住所が間違ってしまっていて、申し訳ございません。私どものミスでございまして、ここについては後ほど直した形で、またうちのホームページには上げますが、【コノケン 00:17:02】段階で間違ってしまっていますので、おわび申し上げます。 そういう意味では今回、70のリストですけれども、これも順番というのは特に私どもで整理もできておらず、そういう意味ではいろんな地域に飛んでしまって、中には国のもの、あるいは地方自治体のものが混ざっておりまして大変申し訳ないんですけれども、今日はちょっと整理の都合、申し訳なく思います。こういった形での発表になりました。 実際にこの70のリストの最後のほうに書きましたけれども、今回庁舎ということでまず最初にやらせていただいたんですけれども、工事中の物件というのが1つあるよというのがご指摘をいただきまして、その結果、全体の数が1追加になっております。用途は庁舎で都道府県東京都ということなんですけども、それが追加になってございます。どこかの段階できちんとした数表にしたいと思いましたけども、今回はこういった形での表記になりましたことをおわび申し上げます。 以下、そういう意味では現在の段階で1000件近くのということで前回公表しましたけども、ここまでにとどまってしまったということを、私どもの中2日の間での作業、調査になりましたので、大変申し訳ないんですが、今回はここでのリストということとなってしまいました。説明といっても、あとはもうリストなので、1つ1つではなくて、今回こういうことだったということで、いったんここで説明ということでは終わらせていただきます。ぜひ、すいません。ご質問、その他に対応させていただきたいと思います。