外国人材確保へ知恵絞る…技能実習生用の新たな寮を整備「選んでいた時代から選ばれる時代に」(鳥取)
山陰中央テレビ
さまざまな業界で人手不足が課題となる中、貴重な働き手になっている外国人材の確保につなげようと、境港市の会社が新しい技能実習生の寮を整備しました。 境港市内に完成した技能実習生専用の寮は、地元の水産加工会社「オーク」が整備しました。木造2階建てで、延べ床面積は約280平方メートル、18ある部屋はすべて個室。部屋ごとにエアコンや収納スペースを備えています。共用部分にはトイレやシャワー室、簡易の調理スペースが設けられ、この会社で働き始めて1年半程度経ったベトナムからの女性技能実習生が入居します。 アート建工・安食達也取締役: 完全に女性寮ということで、柔らかい設計にこだわりました。 オーク・経営企画室・安食優美室長: 技能実習生の面接に行き、選んでいた時代から当社が選ばれる時代になったということで、プライベート空間を充実させたい。 この会社では、従業員の半数近い46人がベトナム人の女性。生活環境の満足度を向上させ、貴重な働き手になっている外国人に選ばれる会社を目指します。 特定技能実習生 ゴー・ティ・ホンさん: 前は2人の部屋だったけど、今は個室なのでずっとこの会社で働きたいです。皆新しくて皆満足です。快適で仕事も満足できます。 さまざまな業界で人手不足が続くなか、人材確保へ山陰の企業も知恵を絞っています。
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