「ゆきてかへらぬ」ロッテルダム映画祭へ、広瀬すずの横顔捉えた海外ビジュアル解禁
広瀬すずが木戸大聖、岡田将生と共演する「ゆきてかへらぬ」が、第54回ロッテルダム国際映画祭のビッグスクリーンコンペティション部門に出品されることが明らかに。あわせて海外版ビジュアルと場面写真が解禁された。 【画像】広瀬すず、木戸大聖、岡田将生の愛と青春を紡ぐ「ゆきてかへらぬ」場面写真 田中陽造が40年以上前に執筆した脚本を映画化した本作では、大正時代を舞台に、実在した女優・長谷川泰子、詩人・中原中也、評論家・小林秀雄の壮絶な愛と青春が描かれる。広瀬が2人の男に愛される泰子、木戸が中也、岡田が小林を演じた。 現地時間1月30日から2月9日に開催される同映画祭。ビッグスクリーンコンペティション部門では一般の映画ファンから選ばれた審査員によってアワードが選出され、受賞作はオランダでの公開やテレビ放映も見込まれる。監督の根岸吉太郎は「オランダの観客の皆さんに、日本の、しかも大正時代の青春の葛藤をどのように受け入れていただけるか、今から楽しみにしています」と喜び、「瓦屋根の織りなす日本の建築の美しさやモガモボの当時のファッションを楽しみながら、2人の若者の間を揺れ動く若い女性の激しい生き方(それを演じ切った広瀬すず)に国と時代を超えた深い共感を抱いていただけたらと願っています」と語った。 海外版ビジュアルには、クローズアップされた泰子の横顔がデザインされている。そして場面写真には、彼女が中也や小林と過ごす日々の一端が切り取られた。 「ゆきてかへらぬ」は2月21日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。田中俊介、トータス松本(ウルフルズ)、瀧内公美、草刈民代、カトウシンスケ、藤間爽子、柄本佑もキャストに名を連ねた。 (c)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会