降格危機の鳥栖が川井健太監督の契約解除…後任はTD就任間もない木谷公亮氏に
サガン鳥栖は9日、川井健太監督(43)との契約を8日に双方合意で解除したと発表した。 鳥栖で監督を務め始めてから、今季で3年目だった川井監督だが、明治安田J1リーグでは25試合消化のここまで7勝2分け16敗の降格圏19位。今年7月12日に「クラブとしては川井監督体制のもと、現実にしっかりと向き合い前を向いてこれからも走り続けていきます」との声明を出した鳥栖だが、先週末の鹿島アントラーズ戦で3連敗を喫したこのタイミングで決断した。 自身もかつて愛媛FCで選手としてプレーした川井氏。環太平洋短期大学部サッカー部の監督として指導者キャリアを歩み始めると、日本サッカー協会のナショナルトレセンコーチを挟み、古巣愛媛ではレディースのヘッドコーチや監督としてだけでなく、U-18やトップチームの監督を歴任した。その後、モンテディオ山形のトップチームコーチに。2022年から鳥栖の監督に就任した。 後任はテクニカルダイレクター(TD)の木谷公亮氏(45)に。現役時代のいち時期を過ごした鳥栖のコーチ就任が指導者キャリアの始まりで、その後にベガルタ仙台のコーチとユース監督を歴任し、今年7月末からTDとして鳥栖に復帰したばかりだった。クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 「サガン鳥栖を応援していただいているすべての皆様監督に就任しました木谷公亮です。サガン鳥栖のために全力で仕事をします。まずは明後日の浦和レッズ戦にできる限りの準備をして臨みます。スタジアムでサガン鳥栖ファミリーの力を見せましょう。よろしくお願いします」
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