FIFAが投票の内訳を公表 森保監督はロドリで遠藤主将はベリンガムが1位 メッシはヤマルに投票
国際サッカー連盟(FIFA)は17日、カタールのドーハで年間表彰式を開き、男子最優秀選手にブラジル代表のビニシウス(24=レアル・マドリード)を初選出した。 クラブで昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)とスペイン1部の2冠達成に貢献。10月に発表されたバロンドール(世界最優秀選手)ではマンチェスター・シティーのプレミアリーグ4連覇とスペイン代表の欧州選手権優勝に貢献したMFロドリ(28)に次ぐ2位に終わり、Rマドリードが表彰式をボイコットする騒動に発展したが、今回は各代表の監督と主将、記者、ファンの投票で2位のロドリに5点差の48点を獲得。代表監督と記者の投票では今回もロドリが上回ったが、主将とファンの投票で大差の1位だった。 3位はイングランド代表MFジュード・ベリンガム(21=Rマドリード)だった。10~15年の「FIFAバロンドール」時代も含めて最多受賞8回のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(37=マイアミ)は6位だった。 表彰の対象期間は2023年8月21日から24年8月10日まで。FIFAは投票の内訳を公表し、日本代表の森保一監督は1位からロドリ、ノルウェー代表FWハーランド(マンチェスターC)、フランス代表FWエムバペ(パリSG→Rマドリード)の順に投票。MF遠藤航主将はベリンガム、ビニシウス、ロドリの順に票を入れた。 また、アルゼンチンのメッシ主将はバルセロナの後輩にあたるスペイン代表FWヤマルを1位とし、続けてエムバペとビニシウスに投票。イングランド代表のケーン主将はロドリ、ベリンガム、ビニシウスに入れた。ドイツ代表のキミヒ主将はロドリ、クロース(前Rマドリード)、ウィルツ(レーバークーゼン)とし、イタリア代表のドンナルンマ主将はメッシ、エムバペ、ビニシウスを選んだ。 ※男子最優秀選手 =以降の数字は各部門得票順位に応じた獲得ポイント <1>ビニシウス(ブラジル、Rマドリード)=<48> <2>ロドリ(スペイン、マンチェスターC)=<43> <3>ベリンガム(イングランド、Rマドリード)=<37> <4>カルバハル(スペイン、Rマドリード)=<31> <5>ヤマル(スペイン、バルセロナ)=<30> <6>メッシ(アルゼンチン、マイアミ)=<25> <7>クロース(ドイツ、前Rマドリード)=<18> <8>ハーランド(ノルウェー、マンチェスターC)=<18> <9>エムバペ(フランス、パリSG→Rマドリード)=<14> <10>ウィルツ(ドイツ、レーバークーゼン)=<8> <11>バルベルデ(ウルグアイ、Rマドリード)=<4>