北陸新幹線開業日に福井県でスペシャルドローンショー…500機が祝いの舞 3月16日夜、あわら市
ドローン500機を使ったスペシャルドローンショー(福井新聞社後援、ふくいのデジタル協賛)が3月16日午後7時半、福井県あわら市のあわら温泉湯のまち広場で行われる。W7系車両などのイラストや文字を夜空に描き、北陸新幹線の県内開業を祝う。 ⇒【写真】あわら市の16日、17日に行われる目玉イベント 同市とドローンショー・ジャパン(本社金沢市)の共催。同社は業界最大手で昨年の世界水泳や世界陸上の関連イベントでショーを披露したほか、横浜・八景島シーパラダイスや石川県金沢市で昨秋開かれた「KANAZAWA LIGHTS 2023」など全国各地でショーを展開している。今回はあわら温泉開湯140周年記念事業と連動し、観光客らをもてなす。 ショーは午後7時半から約10分間。500機使用は北陸最大規模という。 あわら市のPRを行うほか、終盤にはドローンによるQRコードが登場。スマートフォンのカメラでQRコードを読み取ると、福井新聞社と福井銀行の共同出資会社「ふくいのデジタル」が提供するスマートフォンアプリ「ふくアプリ」をインストール・会員登録済みの人を対象に、県のデジタル地域通貨「ふくい はぴコイン」(50円分)がもらえる。観覧する位置やスマートフォンのカメラの性能によってQRコードを読み取れない場合がある。荒天時は17日の同じ頃の時間帯に延期する。 ■あわら市内で16日、17日に多彩イベント あわら市では北陸新幹線福井県開業の日に合わせ、あわら温泉湯のまち広場やJR芦原温泉駅西口のアフレアで記念イベントが展開される。アフレアでは16日、テレビアニメ「ちはやふる」シリーズの人気声優によるスペシャルステージに加え、東京発一番列車到着の模様をアフレアに設置された大型ビジョンでライブビューイングを行う。17日も人気声優のスペシャルステージや「帯のまち流し」が展開される。 【アフレア周辺】 近くのaキューブでは、新幹線の大型エアー遊具の中で遊べるアトラクションをはじめ、缶バッチやプラバンキーホルダーを作る新幹線ワークショップを展開。駅前商店街では、警察や消防などの車両が大集合する「はたらくくるまランド」もある。 【湯のまち広場】 ドローンショーが行われる湯のまち広場ではチャリティ縁日が開かれ、スマートボールや射的、輪投げなどが楽しめる。16日は午後1時から午後8時まで、17日は午前10時から午後3時まで。収益は能登半島地震の被災地に寄付される。午後7時からは夜空にスカイランタンを放つイベントも。午後3時からランタン(1個1000円)を先着100組に販売する。
福井新聞社