クリスマスシーズンのR指定作品に

　米ソニー・ピクチャーズがマーベル最新作「クレイヴン・ザ・ハンター」と新「カラテ・キッド（原題）」の全米公開を延期した。 　原作コミックで“スパイダーマンの宿敵”として描かれるクレイヴンを主人公にした、アーロン・テイラー＝ジョンソン主演の「クレイヴン・ザ・ハンター」は、今年8月30日全米公開から12月13日公開へと後ろ倒しに。米バラエティによれば、年末のR指定作品として位置づけられているようだ。IMAXとプレミアム・ラージ・フォーマットで上映される。 　「ベスト・キッド」シリーズの新作「カラテ・キッド（原題）」（ジョナサン・エントウィスル監督）は、Netflixのオリジナルドラマ「コブラ会」の最終シーズン配信後の2025年5月30日全米公開となる。主演のベン・ワンの他、ジョシュア・ジャクソン、サディ・スタンリー、ミンナ・ウェン、アラミス・ナイト、ワイアット・オレフらが共演。オリジナル3部作のラルフ・マッチオと2010年のリメイク版のジャッキー・チェンも出演する。 　当初「クレイヴン・ザ・ハンター」が公開されるはずだった今年8月30日には、コロンビア・ピクチャーズとブラムハウスの「They Listen（原題）」がすべり込んだ。脚本・監督はクリス・ワイツ。ジョン・チョウ、キャサリン・ウォーターストン、ハバナ・ローズ・リュー、ルキタ・マックスウェル、デビッド・ダストマルキアン、キース・キャラダインらが出演する 　そして、ライアン・レイノルズとジェイソン・モモアが共演するレジェンダリー・エンターテインメントの「Animal Friends（原題）」が25年8月15日公開予定となったことも明らかになった。実写とアニメのキャラクターを組み合わせた、R指定のロードトリップ・アドベンチャーで、脚本をケビン・バロウズとマット・マイダーのコンビが手掛け、エミー賞受賞監督ピーター・アテンチオがメガホンをとる。