「好きやねんけどどうやろか」第4話より

簡秀吉と西山潤がW主演を務める「好きやねんけどどうやろか」(毎週木曜夜0:54-1:24、読売テレビ)の第4話が2月1日に放送された。やっと気持ちを伝える決心をした栄枝が曽我(西山)に告白する様子が描かれ、見ているほうもキュンと胸がときめいた。SNSでも「栄枝くん言った！いいぞいいぞ！」「恋してます!!!!!」「ヤバい見てるこっちがドキドキする」と視聴者が盛り上がった。(西山)(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】簡秀吉“栄枝”にキスをしようとする奥野壮“瑞樹 ■「好きやねんけどどうやろか」とは 同作は2013年より連載開始された漫画「好きやねんけどどうやろか」(千葉リョウコ/海王社)が原作のBLコミック。家庭的な小料理屋を舞台に、誰とでもフレンドリーに話すことのできる肉食系関西弁イケメン店主・松本栄枝(簡)と、東京から転勤してきてきたものの関西の空気になじめない真面目なバツイチサラリーマン・曽我久志(西山)による、愛おしくももどかしい“ムズキュンラブストーリー”となっている。 栄枝と3年前に別れた元恋人・中津瑞樹役に奥野壮、久志と同僚で大阪生まれ大阪育ちの歯に衣着せぬ物言いが特徴的なキャラクター・神田数代役に村瀬紗英、さらに栄枝と長年の付き合いがあり、良き理解者ともいえる幼なじみ・龍田要役には、堀家一希が抜擢。これらのキャストは、いずれもドラマオリジナルキャラクターとして登場し、栄枝と久志の周囲を取り囲む主要キャラクターとなる。 ■栄枝に振られた数代は栄枝の恋を全力で応援する 松本栄枝は母親が遺した大阪下町・路地裏にある安くてうまくて家庭的なメニューを出す小料理店「たまえ」を切り盛りする若き店主。コテコテの関西弁を使う栄枝は、老若男女問わず誰にでもフレンドリーな性格で、居心地の良い店はいつも常連でにぎわっていた。 そんなある日、東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志が、上司に連れられて「たまえ」を訪れる。栄枝は自分が作った料理を綺麗に食べる曽我を見て一目惚れをしてしまう。 相手に合わせてしまう栄枝は、曽我とのズレを感じながらも本人には言えないままデートを重ねていた。そんな様子を見て、かつての恋人・瑞樹(奥野壮)に振り回された過去を知っている幼なじみの要(堀家一希)は、また栄枝が傷つくのではないかと心配する。 一方「たまえ」に通い詰め、積極的にアプローチを続けていた数代(村瀬紗英)は栄枝に告白して振られる。栄枝が蘇我のことを好きだと知った数代は全力で応援することに。 ■栄枝「俺、曽我さんに恋してます！」 栄枝は数代と曽我の誕生日にサプライズパーティーを計画し、数代のサポートのおかげで順調に進むが、曽我の上司・高木(清水伸)と出会ったせいで失敗してしまう。 夜に栄枝が誕生日ケーキを持って曽我のうちを訪れ、曽我は驚きつつも喜ぶ。栄枝が用意したケーキやバッテラを食べて「おいしい」という曽我に、栄枝は初めて会ったときも料理をおいしそうに食べてくれてうれしかったことを話す。「俺、友だちとして曽我さんのこと好きや言うたでしょ。あれ、ほんまは違うんです。恋愛です」と言って栄枝はすくっと立ち上がり「俺、曽我さんに恋してます！」と宣言する。 曽我が「本気で言ってんの？」と聞くと、栄枝は曽我の手を自分の胸に当てて「心臓バクバクしてるでしょ」と言って、曽我はうなずく。「出会ったときから素敵な人やなぁって思ってて、気ぃついたらどうしようもないくらい好きになってた」と栄枝が言うと、「その…ありがとう。俺は…ダメだなんて言ったらいいのか頭の整理が全然追いつかなくて、ごめん」と戸惑う曽我。 「ええんです。でも、今すぐノーって話ちゃうなら少しだけ考えてみてもらえませんか？」と栄枝が聞くと、曽我は「わかった」と答え、栄枝は安心したようにほほ笑むのだった。 やっと気持ちを伝える決心をした栄枝の直球な告白に、見ているほうもキュンと胸がときめいた。SNSでも「栄枝くん言った！いいぞいいぞ！」「恋してます!!!!!」「ヤバい見てるこっちがドキドキする」と視聴者が盛り上がった。 ◆構成・文＝牧島史佳