【皐月賞・生情報】〝トライアル仕様〟から勝負モード突入! 気配絶好の〝穴馬〟が虎視眈々と前日調整
[GⅠ皐月賞=2024年4月14日(日曜)3歳、中山競馬場、芝内2000メートル] 今回で4戦連続で中山コースに出走するシリウスコルト(牡・宗像)。前走・GⅡ弥生賞はデビュー5戦目で初めて〝逃げ〟の手を選択し、見事に皐月賞の優先出走権(3着)ゲット、本番でもその戦法が注目を集める。 「前走を使った直後はカリカリしていましたが今は問題ありません。追い切った後も落ち着いてますね。トモの踏み込みからも疲れは見られませんし、状態は変わりなくきています。逃げにはこだわりませんが、出遅れさえなければ4番はいい枠ですね。今回もいいスタートを切れれば。あとはジョッキーとのコンタクト次第ですね」と宗像調教師は三浦に全権委任の構えを見せる。 レース前日の土曜(13日)は午前6時17分に美浦トレセンの坂路に姿を現した。内ラチ沿いをゆったりとリラックスした雰囲気で駆け上がり4ハロン64・7ー47・8ー16・2秒を計時。「むしろあばらが少し見えるくらいで、体はより引き締まっていますね」と宗像師が評したように研ぎ澄まされた馬体が〝トライアル仕様〟から一段ギアが上がった勝負モードを物語っている。
東スポ競馬編集部