爪痕残すマダガスカル フランスで腕を磨くラコトアリマナナ「もっと強くなれるように」<世界卓球2024>
<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)> 19日、世界卓球選手権釜山大会の4日目が行われ、男子予選リーグで日本代表とマダガスカル代表が対戦した。 世界チームランキング42位のマダガスカルは、ラコトアリマナナ、ラザフィナリーフ、ナディベルの3選手ともにセンス溢れるプレーを見せたが、チームランキングの3位の日本に0-3で敗れた。 日本から約12,000キロの島国で、豊かな自然と野生動物のイメージが強いマダガスカル。 卓球の方はというと、今大会で団体戦ではナイジェリアに勝利。ラコトアリマナナはチェコ戦でトーマス・ポランスキーを下すなど、爪痕を残している。 ミックスゾーンを通りかかったラコトアリマナナにマダガスカルの卓球について少しだけ話を聞いた。
ラコトアリマナナ(マダガスカル)、試合後のコメント
<日本との試合を振り返って> 日本と互角に戦うのは簡単ではないですが、ベストを尽くそうと試みました。僕たちは日本選手には適いませんでしたが、対戦する機会を得たことは嬉しく思います。 しかし、自分のベストプレイができなかったのは、少し残念でした。 でもそこはもう切り替えて、明日のチャイニーズタイペイ戦は、元気を出して良い戦いができるように頑張ります。 <マダガスカルの卓球環境は?> 国内では僕たちのことは一部の人に知られているくらいです。 僕はフランスで練習していて、今日出た他の2人もフランスで主に練習しています。 そこでもっともっと強くなれるように努力していきます。マダガスカルは、ジュニアにも優秀な選手がたくさんいますよ。
世界卓球2024 予選グループ5 マダガスカル結果
<第1戦 マダガスカル 1-3 チェコ> ジョナサン・ナディベル 2-3 ルボミール・ヤンカリク〇 7-11/11-7/5-11/11-9/4-11 〇ファビオ・ラコトアリマナナ 3-2 トーマス・ポランスキー 3-11/11-9/7-11/11-9/11-8 アントーニョ・ラザフィナリーフ 1-3 ジリ・マルティンコ〇 7-11/8-11/11-9/8-11 ファビオ・ラコトアリマナナ 1-3 ルボミール・ヤンカリク〇 5-11/9-11/11-9/5-11 <第2戦 マダガスカル 3-1 ナイジェリア> アントーニョ・ラザフィナリーフ 0-3 オラジデ・オモタヨ〇 8-11/7-11/8-11 〇ファビオ・ラコトアリマナナ 3-1 ボデ・アビオドゥン 11-5/11-7/8-11/11-7 〇ジョナサン・ナディベル W-L クアドリ・アルナ 〇ファビオ・ラコトアリマナナ 3-0 オラジデ・オモタヨ 11-9/11-7/11-7 <第3戦 日本 3-0 マダガスカル> 〇張本智和(智和企画)3-0 ラコトアリマナナ 11-5/11-4/11-3 〇篠塚大登(愛知工業大)3-0 ラザフィナリーフ 15-13/11-9/11-3 〇田中佑汰(個人)3-0 ナディベル 11-1/11-7/11-5 張本智和(智和企画)– ラザフィナリーフ 篠塚大登(愛知工業大)– ラコトアリマナナ
Ayano