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黄金色に焼き上げたサバと福井産コシヒカリを使ったすしを購入する買い物客＝16日、熊本市中央区

黄金色に焼き上げたサバと福井産コシヒカリを使ったすし＝16日、熊本市中央区

横井小楠の足跡をたどる特別企画を見る買い物客＝16日、熊本市中央区

近江牛を使ったステーキ重＝16日、熊本市中央区

　「福井の物産と観光展」が16日、熊本市中央区の鶴屋百貨店で始まった。21日まで。熊本市と福井市の姉妹都市提携30周年を記念して、9年ぶりの開催。 　初出店の13業者を含む28業者が出店する。福井の近海で漁獲される「越前甘えび」や、黄金色に焼き上げたサバと福井産コシヒカリのすしなどが並び、買い物客が列を作っていた。 　両市の姉妹都市提携は幕末の熊本藩出身の思想家・横井小楠が福井藩に招かれたことがきっかけ。今回は特別企画として、横井小楠が使用した短刀のさやや肖像画なども展示され、注目を集めていた。 　隣県の滋賀から近江牛や和菓子などの人気店11業者を集めた「近江フェア」も同時開催している。（岩崎皓太）