「好きでも嫌いなあまのじゃく」ティザービジュアル

「ペンギン・ハイウェイ」「雨を告げる漂流団地」のスタジオコロリド最新作となるアニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」が5月24日よりNetflixにて世界独占配信。あわせて劇場公開されることがわかった。 【動画】アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」特報 本作は少年と“鬼の少女”が織りなす青春ファンタジー。2人は季節外れの雪が降った夏の日に出会い、物語を展開していく。「人に嫌われたくない」という思いから頼まれごとを断れず、自ら進んで誰かのために行動するもうまくいかない山形在住の高校1年生・八ッ瀬柊（やつせひいらぎ）を小野賢章が演じる。そして人間の世界に母親を探しに来た天真爛漫な鬼の少女・ツムギ役に富田美憂が選ばれた。「泣きたい私は猫をかぶる」で長編監督デビューを果たした柴山智隆が監督を務め、「トラぺジウム」の柿原優子が脚本を執筆。キャラクターデザインは「天気の子」「風立ちぬ」の原画を担当した横田匡史が手がけ、補佐を「雨を告げる漂流団地」作画監督の近岡直が担当した。 柴山とは「泣きたい私は猫をかぶる」からの再タッグとなった小野は「何回かに分けて収録したので、ゆっくりと役と向き合いながら丁寧に進んでいけました」「どんな世代の方でも感情移入できると思います。家族、友達、近しい方とぜひご覧ください！」とコメント。富田は「誰でも1度は感じたことのある悩みをテーマに、家族や大切な友達にふと会いたくなるような温かい作品です。ツムギは鬼の少女ということで、柊をはじめとした沢山の人達と出会いどう成長していくのか、是非楽しみにしていただけたら幸いです！」とつづった。柴山、横田、近岡のコメントは以下に掲載。YouTubeでは特報が公開されている。 本日3月16日に原画がデザインされたムビチケカード2種類が上映劇場・メイジャー通販サイト・MOVIE WALKER STOREで発売。価格は1500円となり、特典として“小鬼”のアクリルキーホルダー3種の内1つがランダムで付属する。また3月23日、24日に東京・東京ビックサイトで開催される「AnimeJapan 2024」にて映画最新素材や中間制作物を中心とした特別展示が実施。24日に実施されるクリエイションステージでは、柴山のほか「クラメルカガリ」「クラユカバ」の塚原重義、「劇場版 モノノ怪」の中村健治が登壇する対談イベントも開催予定だ。 ■ 小野賢章 コメント 何回かに分けて収録したので、ゆっくりと役と向き合いながら丁寧に進んでいけました。 僕が演じる柊は、お願いされたらなんでも受け入れてしまって、利用されている自分に嫌気がさしているんですが、ツムギとの出会いによって自分が必要とされること、そして自分自身がやりたいことを探していきます。等身大で、意外に頑固なところも魅力的な男の子だと思います。 他にもたくさんの魅力的なキャラクターが登場します。どんな世代の方でも感情移入できると思います。家族、友達、近しい方とぜひご覧ください！ ■ 富田美憂 コメント 誰でも1度は感じたことのある悩みをテーマに、家族や大切な友達にふと会いたくなるような温かい作品です。ツムギは鬼の少女ということで、柊をはじめとした沢山の人達と出会いどう成長していくのか、是非楽しみにしていただけたら幸いです！ 大人から子供まで幅広い方にこの作品が届いたら嬉しく思います！ ■ 柴山智隆 コメント 真夏に降る雪、優しい鬼たち、隠した気持ちは溢れて世界を飲み込みます。 柊役の小野賢章さんには、気持ちを隠すことに自覚がない少年、という難しい役どころを、繊細で奥行きのあるお芝居で見事に演じきっていただきました。富田美憂さんの演じたツムギは、気が強いのに可愛らしくどこか儚げで、存在感のある素敵な声が鬼の世界と映画全体に説得力を与えてくれています。 気持ちを言葉で伝えるのが苦手だったり、頑張ってるのになんか上手くいかないと感じてる方にも、映画を観て少しでも元気になっていただけたら嬉しいです。 ■ 横田匡史 コメント 自分の気持ちを隠して周りに合わせることが当たり前になってしまっている柊くんに制作中、時に自分を重ね、時に保護者ように見守りながら並走していました。正反対とも言えるツムギとの出会いをきっかけに巻き込まれていく出来事の中で、それぞれがどう変化していき、最終的に何を獲得するのか。是非、二人の奮闘とそれが起こすひと夏のほんの小さな奇跡を一緒に体験して頂けたら嬉しいです。 ■ 近岡直 コメント 女子に引っ張られて旅に出る！ これぞ男子のロマンですね！ ツムギも柊も魅力的になるように考えながら描きました。是非見て下さい！ (c)コロリド・ツインエンジン